Change 7 Things

変えよう、支え合う日本へ。

立憲民主党 政策集2021

ジェンダー平等

重点政策

  • 個人の尊厳と両性の本質的平等を実現するため、民法を改正し選択的夫婦別姓を導入します。
  • 今なお残る、女性にだけある再婚禁止期間を廃止します。
  • 個人通報制度や調査制度を定める女性差別撤廃条約の選択議定書を批准し、ジェンダー不平等な法制度を見直し、ジェンダー平等を実現するための法整備を進めます。
  • DVや性犯罪被害、家族破綻、貧困、障がい、社会的孤立など、さまざまな困難を抱えた若年女性が増えているにもかかわらず、法律の狭間にあって適切な支援を受けにくい状況が指摘されています。切れ目なく人生のそれぞれの段階で適切な支援が受けられるよう、包括的な体制を構築します。
  • 売春防止法を根拠とする婦人保護事業を見直し、困難を抱える若年女性の支援を可能とする総合的支援事業が可能となるよう、法整備を進めます。
  • 子どもを性暴力から守るため、被害者の同意の有無にかかわらず強制性交等罪等が成立する年齢(いわゆる性交同意年齢)を現行の13歳未満から16歳未満に引き上げる刑法改正を実現します。
  • 性犯罪刑法改正について、被害実態を踏まえるとともに、捜査・司法運用の実態を検証した上、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件のあり方、地位・関係性を利用した犯罪類型のあり方、強制性交等罪の対象となる行為の範囲、法定刑のあり方、配偶者間等でも強制性交等罪が成立する確認規定のあり方、性的姿態の撮影行為に対する処罰規定のあり方、公訴時効のあり方、いわゆる「レイプシールド」(被害者の性的活動歴についての証拠又は質問に関する制限)のあり方、司法面接の証拠法上の取り扱いのあり方等について検討を進めます。
  • すべての人のセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の実現を目指します。
  • 同一価値労働同一賃金を法定化します。
  • セクハラ、マタハラ、パワハラ、パタハラ(パタニティ・ハラスメント:育児のために休暇や時短勤務を希望する男性に対する嫌がらせ)などあらゆるハラスメントを禁止するとともに、防止のための職場環境を整備します。
  • 政治分野でのジェンダー平等実現にむけて国政選挙においてクオータ制を導入し、男女半々の議会「パリテ」の実現を目指します。人口の半分を占める女性が政策を立案し、決定する政治の場に参画し、より多様な声が公平に反映され、だれもが生きやすい社会を実現します。

ジェンダー平等の推進

男女共同参画基本計画の着実な推進

ジェンダー統計の整備推進

自治体の実態把握

ジェンダー平等に関わる条約の批准

個人の尊重・選択的夫婦別姓

政治分野―パリテ(男女半々の議会)の実現

雇用におけるジェンダー平等の促進

同一価値労働同一賃金の実現

職場におけるハラスメントの禁止

個人の自立に向けた経済支援活動

女性医師・研究者支援

尊厳ある暮らしの実現

中立的な税制・社会保障制度の実現

性暴力の禁止

性犯罪刑法改正

性暴力被害者支援法案の制定

性犯罪防犯教育プログラム

子どもに対する性犯罪の根絶

性ビジネスへの対策強化

痴漢対策

DV・ストーカー対策の強化

ストーカー事案への対応のさらなる充実

DV防止法の改正

DV被害ワンストップ支援センター

DV等被害者情報の保護

ひとり親等支援

養育費の確保

困難を抱える女性への支援

困難を抱える女性支援法の制定

様々なニーズへの対応

障がい者への支援

高齢女性に対する支援策

ジェンダー平等を推進する教育

男女共同参画教育

包括的性教育の推進

リカレント教育

生涯を通した女性の健康の保障

性差に着目した医療の充実

民間団体への支援

災害対応における男女共同参画

ジェンダー平等に基づいた国際協力

DV、児童虐待、性被害への対応拡充

政治を知ろう。政治に参加しよう。