Change 7 Things

変えよう、支え合う日本へ。

立憲民主党 政策集2021

法務

重点政策

  • インターネット上の誹謗中傷を含む、性別・部落・民族・障がい・国籍、あらゆる差別の解消を目指すとともに、差別を防止し、差別に対応するため国内人権機関を設置します。
  • 入国管理・難民認定制度を改善・透明化するとともに、多文化共生の取り組みを進めます。
  • 多様化・複雑化する社会の中で、家族をめぐる問題も変化し、増大しています。子どもの養育、夫婦、離婚、貧困、ひとり親家庭などについての課題の解決を目指します。
  • 同性婚を可能とする法制度の実現を目指します。性的指向・性自認(SOGI)にかかわらずすべての人に結婚の自由を保障するため、婚姻平等を実現する「民法の一部を改正する法律案」(通称・婚姻平等法案)を国会に提出しました。本法案成立に向けて取り組んでいきます。
  • 結婚のときに女性の多くが改姓することによって、それまで「旧姓で」積み上げてきた経歴が本人とつながらなくなる問題や愛着ある姓を変更せざるを得ないといった自己同一性喪失の問題などの解決を可能とする、選択的夫婦別姓制度を早期に導入します。
  • 無実の人が罪を負わされる「えん罪」をなくすため、現在全体の約2~3%程度の事件に限定されている「取り調べ等の録音・録画(可視化)制度」の対象事件をさらに拡大します。同時に、拡大した事件についても、公正な事後検証が裁判所でできるよう、取り調べ等の開始から終了までの録音・録画を実現します。
  • 2017年に強行採決された共謀罪について、監視社会をもたらす恐れがあることや、表現の自由、思想・良心の自由その他の日本国憲法の保障する国民の自由と権利を侵害する恐れがある一方、テロ対策としての実効性は認められないことから、廃止を求めます。
  • 2016年に成立した「ヘイトスピーチ解消法」における取り組みを拡大し、人種・民族・出自などを理由とした差別を禁止する法律の制定など国際人権基準に基づき、差別撤廃に向けた取り組みを加速します。
  • LGBT平等法を制定します。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーをはじめとする「性的少数者」などが差別を受けず自分らしく生きることができる社会をつくるため、性的指向や性自認(SOGI)による差別について、①行政機関等による差別の禁止、②雇用の分野での差別の解消、③学校等での差別の解消等の施策、を盛り込んだ「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律」(LGBT平等法)を制定します。
  • 刑法の強制性交等罪における暴行・脅迫要件や同意年齢などの見直しを進めます。子どもを性暴力から守るため、被害者の同意の有無にかかわらず強制性交等罪等が成立する年齢(いわゆる性交同意年齢)を現行の13歳未満から16歳未満に引き上げる刑法改正を実現します。

人権尊重・刑事司法制度

差別解消

性暴力の禁止

性犯罪の適正な処罰

性暴力禁止法の制定など

子どもへの性暴力

企業の法的支援

法曹養成改革

個人の尊重・選択的夫婦別姓

社会復帰支援

所有者不明土地・相続登記問題

外国人労働者の受け入れ

難民保護

成年年齢引き下げ・少年法見直し

テロ対策・国民の自由

養育費の確保

法務・検察行政の本格的な刷新

政治を知ろう。政治に参加しよう。